「Baseconnect LIST」は法人営業におけるターゲティングや見込み顧客となりうる企業のリスト作成を圧倒的に効率化できるクラウドサービスです。リリースから1年で約10,000社に導入されています。
URL
https://sales.baseconnect.in/役割
UI/UXデザイン/コーディング(React.js / SCSS)
インハウスのデザイナーとして約1年間、本サービスの開発を担当しました。
以下3点をケーススタディーとして紹介します。
ユーザーのヒアリングより、「検索条件の保存機能」の要望が多かったため、新規機能の追加に伴い、一部デザインを変更しました。
元々は、左のサイドバーから検索条件を指定すると、ヘッダー下の領域に「該当者数」が瞬時に反映される仕様です(画像左:Before)。
新規機能の「保存した検索条件の選択 / 編集」はヘッダー下に配置し、「該当社数」はもう一つ下の階層に下げました(画像右:After)。
結果的に、第1階層では「条件の指定」、その下の第2階層では、「検索結果の表示」機能に分け、階層に意味を持たせたデザインにできました。
企業情報を探す際の検索軸の一つ、「都道府県選択」のUX改善を行いました。
本サービスでは、直感的な操作性を重視し、画面遷移が少ない仕様になっています。検索条件の指定はサイドバーで全て完結し、条件を指定すると検索結果がリロードなく瞬時に反映されます。しかし、このサイドバーにおいては、2点の課題がありました。
「都道府県選択のしづらさ」はユーザーからも改善要望が多かったため、モーダル表示させることで改善にアプローチしました。都道府県の地図を表示し、選択した都道府県の地域をさらに絞っていく仕様です。
このUIの実現プロセスとして、ワイヤーの段階では2案を提示しました。
案1のUIでは、表示領域が広いため一覧性においては優れています。しかし、都道府県を複数選択した場合、選択した分だけ縦にスクロールしなくてはいけないため、直感的な操作性を損なうと判断し、案2を採用しました。
採用された案2は一覧性に欠けるのがデメリットですが、デバイス画面幅にレスポンシブに対応させ、表示領域を広くしました。
Baseconnect LISTは当初PC環境のみの提供でした。アプリ化の案も出ていましたが、デザイナーが対応できる範囲でモバイル対応を行いました。 ワイヤーからデザイン、コーディングまで1人で対応し、最終段階ではエンジニアと共働して開発を行いました。
PC版のデザインは、モバイルの表示を踏まえていなかったものの、1画面 / 1機能に絞り、モバイルの表示に対応できました。
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